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景気は相変わらず低迷しており、世界的不況の恐ろしさは品物の価値が、その価値以下にとめどなく下がっていくというもので、よほどの高級品でないかぎり、いくらでも安く買える時代です。それだけでなく、この品物に、人間が加わってきました。 いまのいままで大会社の部長であった男が、リストラされたとたん、1ヶ月に15万円程度しか稼げなくなるのです。これまで1千万円以上の価値があった男が、リストラされたら約200万円程度に下がるのです。 女性も同じです。これまでの処女の水揚げ料は、芸者さんの世界では1千万円以上だったでしょう。ところがいまの十代は、タダで同じ中学、高校の同級生に与えています。そんなに高値で売れるとは思っていないのでしょう。 これは水商売業界の話しですが、要は、男と寝る、男とベッドインするということが、日常化しているということです。 しかしこの影響が恋人志願や結婚願望の女性たちに深刻な打撃を与えました。待っていても、古いタイプの女性には男が近寄ってこなくなったからです。 なぜでしょうか? デートしても、なかなか体を許さなかったり、なかには手続きが面倒で、「結婚を約束してくれたらあげる」という女性もいます。ところがほかの女性とデートすると、少々欠点はあっても、即日ホテルに行ってくれるだけでなく、なかにはホテル代を半分出してくれるタイプもいるのです。 「デート三回目で許す」タイプの女性でも、もう遅すぎていやだ、という男も出てきました。それは当然です。デート代を三回持つとなれば、どう少なく見積もっても万単位になります。それにホテル代を加えれば、風俗店で、2、3回抜くことができるのです。 男たちはその計算をしているのです。というのも彼の収入が減る一方で、デートも失業対策をしないと、生活できなくなってきたからです。 おそらく今後ますますお堅いタイプの女性は、恋愛がしにくくなることでしょう。待っていれば、空しく年齢を重ねていくだけで、それに伴い、婚活で見つける男のレベルも下がる一方でしょう。 そこで、女性の人生の選択肢は、次のどれかになるでしょう。 @ なるべく早く条件にあまりこだわらず、チャンスがあったときにすぐ結婚する A 自分の実力をつけて、結婚にこだわらず、独身生活を充実させ、チャンスがあれば結婚する B 自分の女としての価値(整形、ダイエット)をあげて、有利な男女関係をつくる C 肉体関係OKの中で、いい男を見つけて同棲、または結婚する D どういう場合でも、離婚は必至と考えて、その後の人生を困らないようにする |
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