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何の前触れもなく、衝動で行ってしまったときは、とんでもないことをしたという罪悪感を持つ必要はまったくありません。 段取りがどう変わろうが対応できるのが いい女です。 段取りが外れたときに強いのがいい男です。 ベッドでの行為がマンネリ化するのは、決められたスケジュールというか、段取りのもとで行われるからです。 もともと「性」は抑えきれない衝動が突然襲ってくるように、事前に段取りどおり進めることはできないものです。 男も女もベッドの中で興奮するのは、理性的に生活している日常生活とはまったく違った世界が展開するからであり、つまり非日常生活の行為であるので、理性的な段取りによって愛し合えるものではないのです。理屈は必要ないのです。 男の中には、ホテルに誘うのに、段取りを踏まなければならないと思っている人がいますが、段取りを踏んで行っていいのは、新婚初夜のベッドインだけです。 ところが、デートを重ねた後にホテルへ行くのは、中途半端な段取りであり、一種の婚前交渉でしょう。 段取りを踏んで行うのは、ホテルへ誘うまでの一種の駆け引きであり、ある意味で不純な行為です。 なぜなら、「性」は何かを計算して行うようなものでなく、衝動と情熱が高まって行う非日常的な行為だからです。 もし、「性」は清らかなものであるので、段取りを踏んでお互いの了解のもとで行うのが当たり前だと思っている人は、会っていきなりホテルへ行ってしまうのは最悪の行為ということになるでしょう。 男として段取りどおり進めるようなら、「性」に対する衝動も情熱もないほんとうにつまらない男です。こういう男は、仕事をさせても絶対に損得抜きで情熱を傾けてすることはないでしょうし、趣味に対しても寝食を忘れて没頭するようなことはできない人間です。 もともと恋愛感情は、理屈のない感情であり、魂の内部から沸き起こってくる自然な感情ですので、段取りによって恋愛感情を高めたり低めたりできるものではありません。 もし、女性で、待ち合わせて、ごはんを食べて、お酒を飲んで、シャワー浴びてそれからベッドインという順番でなければ、できないと思い込んでいる人は、あまりにも視野が狭いです。 |
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