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まず、身近な友だちから輪を広げることをお勧めします。 まず、核となるべき男性をつくることです。この核となる上品タイプと下品タイプが一人ずつできれば、あとは比較的簡単です。 わざわざ自分で大ホテルに行って探したり、あるいは危険な街をうろつく必要はないのです。 とはいいながら、核となるべき男性がいなければ、この方法はとれませんが、それでも、男たちを誘い、口説く方法はいくらでもあります。 女だからといって、口説かれるのを待つようでは、いい男はつかまえられないし、新時代の女性とはいえないでしょう。ただ一つだけ、グループや団体に入る方法は、誘い誘われる可能性があるだけに、おもしろいかもしれません。 俳句や短歌のグループには、こうしてパートナーを求め合う女性が少なくありません。 老いらくの恋として有名となった歌人の川田順を獲得した鈴鹿俊子も、川田の門下生になったことで、新しい幸せの道を歩いたわけですが、とくに文学、芸術の世界では、いくらでもある話しです。詩集『智恵子抄』でその名を馳せた高村光太郎と愛し合った長沼智恵子も、同門仲間からの知り合いでした。 仮にあなたに芸術的な天分があり、それでいながら、家庭から飛び出せないなにかがある場合には、思い切って、こういったグループに所属すべきでしょう。そこには、思いがけない出会いが待っているかもしれません。それが運です。 運とは運ぶことであり、つまり自分から出かけたり行動しなければ、絶対にいい運は訪れないし、自分を変えることはできません。 たとえば、列車に乗ったら、前の席にすてきな男性が座ったとします。四人がけの席に、あなたと二人だけだったら、あなたはどうしますか? 声をかけますか? たぶん、なにもしないでしょう。なにもしない人には、なにも起こらないのです。 実に当たり前のことですが、それでいて「いい男がいない」と嘆いているようでは、永遠に、いい男が目の前に現れる可能性はゼロです。 しかし果たして臨席に男性が座ったとして、声をかけられるものでしょうか? 10人中9人までは声をかけられなくて当然です。問題は、相手に声をかけさせる、なにかきっかけをつくれるかどうかです。このきっかけが誘いになるのです。 男性が窓の外を見たら、自分も一緒に見る。男性がお弁当を買ったら、自分も買う。それで向こうから声をかけてこなければ、その男に運がなかった、つまり縁がなかったのであって、あなたはむしろ、よかったと思いましょう。 これは一つの例にすぎませんが、運をつかむ気なら、どこでも転がっていると思うべきで、今日こそ運をつかみたい、これまでの運を変えたいと思うなら、それまで自分で予想もしなかった力で積極的に打って出るべきです。 |
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