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男の中には、自分の彼女は料理がヘタで困るよと嘆いている人がいますが、これは彼女の料理がヘタなのではなく、彼女においしい料理を食べさせていないことが、大きな原因です。 これは彼女が悪いのではなく、どういう料理がおいしいのかを知らないだけなのです。 おいしいものを食べに連れて行っていない男が悪いのです。 男は、結婚する前には、いろいろな一流のレストランに彼女を連れて行って、「日本料理の味はこうだ」「フランス料理のマナーはこうだ」「イタリア料理はこのように食べるのがおいしい」などということを勉強してもらっておく必要があるのです。 テーブルウェアにしても、こういうランチョンマットがあるだけで、おしゃれだということがわかるようになったり、箸を置くときだって竹で作った箸置きがあるだけで料理に季節感を出すことができるということがわかったりします。 つき合い始めた頃は、気合を入れて、「今日はあのレストランに行こう」、次は「夜景の見えるホテルのバーに行こう」などと意気込んでいても、しばらく経ちますと、手短なラーメン店や吉野家あたりで適当に食事をするようになったりします。 同じところでも、おしゃれな店なら、そこから学ぶこともあるでしょうが、ただ安くて便利というだけでマンネリ化してしまうこともあります。 いい男というのは、レストランはお腹がすいたからたんに食べに行く場所だとは考えず、そこでは料理を楽しみ新しい刺激を求めているのです。 恋人との関係も同じで、ワンパターンのつき合いになれば、自然と冷めた関係になっていくようなものです。 ですから、彼女の料理がヘタだというのは、男がおいしいレストランに連れていかないからで、怒るのは筋違いです。 これは料理の問題だけでなく、細やかなセンスを女性に与え続けかどうかであり、いい男というのは、つねに彼女にいい刺激を与えて、自分もまたその刺激を受けて活力にするのです。 そういう刺激を彼女に与えないような男は、今何を食べているのかわからないまま食べるため、たとえ彼女が心のこもった料理を供しても、その気持ちなど一切理解できず、パクパク食べるだけで終わってしまうでしょう。 これは食事だけでなく、ライフスタイル全般にいえることで、あなたが髪型を変えても、あるいはファッションを変えてみても、何も気がつかないものです。 センスのあるいい男なら、しっかりほめてくれるでしょう。 |
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