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男が彼女にプレゼントを考える場合、どうしても形に残る指輪とかイヤリング、あるいは財布、バッグなどを贈るケースが多いものです。 目に見えるモノは、彼女が身に着けてくれることを期待しているものであり、自分のことを忘れないように願っているのです。 プレゼントをした時計をしてくれているなら、1日のうちでも何回も見る機会があり、イヤリングなら、一日中身につけているので、「僕はいつも君のそばにいるよ」と主張しているようなものです。 だいたいモノをプレゼントして彼女の心を自分につなぎとめようとするのは、いい男のすることではありません。 女性にとってもそれは迷惑な話です。 彼と会うときには、いつもそれを身に着けていなければならず、着けていないと「どうしたの?」と聞かれることもあるでしょう。 彼はいつも贈りモノがその後どうなったのかを気にするようになり、「せっかくイヤリングをあげたのに1回しかしてこなかったね」などというしょぼくれた話にもなりかねません。 彼女の心を束縛してしまうような目に見えるプレゼントは、心に余裕がある男はしないものです。 いい男なら形に残るモノよりも、目に見えない、あるいは形に残らない思い出を強烈に彼女の心に刻むものです。 モノはいずれ無くなったり、壊れたりしますが、思い出は彼女の心に永遠に残ります。 思い出に残るような出来事を演出するのがいい男なのです。 たとえば、「初めてのデートの日」、「初めてキスした日」とか、あるい は「初めて一泊旅行した日」などは、女性が心の中にいつも秘めている記念日であることを知っていますので、そういう特別な日に、ふだんは絶対行けないような高級レストランを予約して、ふたりでホテルから見える夜景を楽しんだりするのです。 レストランの食事は食べてしまったら何も残りませんが、そのときの感動とかドキドキ感は生涯忘れることはありません。 そのうえ、「あんなことまで日を覚えていてくれたんだ」と、彼女は感激させることができるのは、あなたに対する優しさであり、男の自信と余裕なのです。 目に見えるモノをプレゼントする男は二流であり、思い出をプレゼントする男はいい男なのです。覚えておきましょう。 |
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