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男とデートの約束をする場合、「昼間は重要プロジェクトの打ち合わせや会議で忙しいし、夜も顔が広いので誘われることが多く、毎日、誰かと会わないといけないし・・・」などとグチグチ言って、いかにも顔が広くて有能な人間のように見せる男がいないですか。 こういう男は、最初からつき合ってはダメです。 本当にやり手で出世するような男は、たとえどんなに忙しくても、「仕事が忙しい、暇がない」などと言ったりせず、少しでも時間があれば、仲間とのつき合いもするし、デートも喜んでするものです。それがいい男の余裕です。 とくに、顔が広いというのは、男としての度量の大きさにも比例しますが、ただし顔の広さもその内容が問題です。 大した男でない人間は、顔が広いと大言壮語しても、つき合っている仲間を見れば、自分の周囲にいる同じタイプの人としかつき会っていません。 同じタイプの人とつき合っていれば、何の遠慮もなくて気持ちも癒されるでしょうが、こんな人脈では、男として何の進歩もなく、器量が磨かれることはありません。 異業種の人とのつき合いが広いとか、自分の仕事とは関係ない人間とのつき合いが多いほうが、吸収するモノが多いし、人生に刺激が多いのです。 男でも女でもいちばん意味があるのは、異質な相手と出会ったときではないでしょうか。 異質なタイプと会うときは、前もって予備知識もいるでしょうし、何から話そうかとドキドキハラハラするものです。 エネルギーも消費しますから、緊張もして疲れてしまいます。 男なら、このチャレンジ精神がいろいろと人生の指針を示してくれます。 また、チャレンジ精神の旺盛な男は、人脈自慢などしません。 やみくもに「忙しい」と言っている男は、ただ同じタイプの人間とマンネリ化したつき合いをしているだけです。 女性もいい男と出会いたいのなら、自分の今までのつき合ってきたタイプとまったく違うタイプに会ってみるのも刺激があるし、男を見る目が大きく変わる可能性もあります。 世の中には、こんなスケールの大きな考え方をする男もいるものだと。 |
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