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いい男になるためには、いい女に財布の中身をすべて見せてはいけません。 「脳ある鷹は爪を隠す」と言われるように、自分のすべてを相手に晒してしまったら、男の技量の程度を知られてしまって、深みが無くなるし、男としての威厳もなくなるでしょう。 たとえば財布の中身も桁違いに大きいのであれば、いくら女性に見せてもいいですが、小さな財力しかない者は、見せたとたん男の威厳は失墜してしまいます。 そんなことは当たり前だと思うでしょうが、現実には、ほとんどの男が女に財布の中身を見せているのです。 父親は、安い給料を妻にしっかりと握られているため、夫としても父親としても権威がなくなっています。 昔の親父は「地震、雷、火事、親父」といわれたように、子どもにとっては非常に恐ろしい存在であり、権威もあったのですが、それは男として謎めいた部分があり、それが同時に畏敬の念も生み出していたのです。 父親の給料がどれぐらいあって、夜には遅く帰ってくるし、何時に帰宅するのかも分からないものでした。 でも、現在の男はどうでしょう。 「給料は25万円」「今、○○君と飲んでいる」「何時ぐらいには帰るからね」という親切丁寧にメールまで妻や恋人にしているではありませんか。 女性としては、これだけの情報を得ただけで男の器量は見抜けるものになったから、男としての威厳など微塵もなくなったのです。 それでも、「給料が70万円だ」とでも言えるのなら権威は保てるでしょうが、給料が25万程度では、「男を尊敬する気持ちを持ってくれ」というほうが無理です。 昔の父親は、一家のなかで一番権威があったから、一家の大黒柱といわれ、父親を中心として家族全員がまとまっていましたが、父親の権威の失墜と共に、女性がのさばるようになり、娘さえ父親を尊敬しなくなりました。 その結果、どうでしょう。 妻は夫の悪口をつまみに近所の奥様とワインを傾け、娘は援助交際で好き勝手をやる。 娘としては、父親に権威がなくなり、「男とはこうあるべきだ」という基準がなくなってしまったのです。 妻や娘に男としての「生きざま」を教えて、男を尊敬してもらうためにも、お金は男が管理して、女性に財布の中身を覗かせてはいけないのです。 |
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