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人間関係は、その広がりが末広がりになるほど、財産となるものです。 これは何も仕事上の利害関係にある人間関係の広がりだけを言っているのではなく、日常生活の友だち関係でも良いし、飲み友だちでも良いし、身近にいる人との交流でも良いのです。 あなたも仕事をしているなら、お分かりになると思いますが、人を知っているかどうかで仕事の効率は格段にはかどるもので、これも単に知っているという関係ではなく、親密な人間関係が大切です。 自分の専門的な能力が「1」しかなかったとしても、人間関係の広がりで「10」の力が発揮できるのです。 たとえば、あなたが何かに卓越した専門家を3人知っていれば、その3人の知識は、聞くことによって、いつでもあなたの知識になりえますし、その専門家が知らないことがあっても、その専門家の中にまた知り合いがいれば、その知り合いに聞いてくれることで、あなたの知識はいくらでも広がります。 要は、あなたに専門的な知識がなくても、いつでも専門家の知恵が借りられるのです。 知っているだけでは、当たり前のことしか教えてくれませんが、普段からの付き合いがあれば、少し難しい要求でも快く引き受けてくれます。 たとえば、気に入っている中華料理店を見つけたら、そこの料理人と親しくなっておれば、もしも大切な恋人を案内するときなどは、その料理人に「今日は大切な人だから、よろしく頼みます」と言っただけで、応対も違ってきます。 これがお金にからむような場合でも同様です。 たとえば、あなたがよく利用している銀行の窓口の担当者と親しくしていれば、家のローンを組む必要が生じたときなどは、スムーズに融資担当者を紹介してもらえるかもしれないし、また、その融資担当者と親密になっておけば、形式的な融資の説明を受けることなく、スムーズに借り入れの事務が進むかもしれません。 このように、日ごろから人間関係を親密にしておれば、いろいろと大きなメリットがあり、最終的には、お金を増やす手助けになることもあるのです。 ただ、人間関係の多さは、あなたの魅力に比例するものですので、あなた自身に人を魅了するだけの値打ちがなければなりません。 親密な人間関係を築く能力があるのがいい男なのです。 |
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