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この世は海にたとえることができ、そしてこの体はよく小舟にたとえられます。 そうであるならば、失敗や間違いのない処世を行おうとするなら、舵取りを上手にするしか方法がありません。 あなたの心がこの場合の舵であります。 人生を航海にたとえたり、世を渡るとして世渡りという言葉もここから出ています。 つまり、人間はこの世の中の小舟でしかなく、頼りとするのは自分という漕ぎ手(肉体)と漕ぎ手の考え(心)だけで、人生という航海が無事に目的地にたどり着けるのか、あるいは途中で難波して遭難してしまうかが決まります。 成功するも、しないも、あなたの考えて行った結果で、すべて決まりますので、他人のせいにするものなど何もありません。 あなたが期待しなければならないのは、「己自身」の才能でありますが、いい男は自分の行動力や才能を信じている人なのです。 会社にいくら忠誠を尽くしてみても、報われる保証など何もありません。 会社に見返りを求める時代は終わっているのです。 こういう時代だからこそ、自分の能力をいかなく発揮できるのであり、独立心を持たないようでは男としての甲斐性はありません。 たとえどんな会社にいても、その中で際立った個性を発揮し、いつでも独り立ちできるだけのノウハウを身につけ、それを実践できる精神力を養っていなければなりません。 もちろん、これから伸びる会社であれば、その組織の中でのし上がることもいいでしょう。 それでは会社に将来性があるのか、あるいはこれからダメになっていくのか、どうやって見抜けばいいのかという問題があります。。 それは会社の上層部の行動をよく観察していたら、すぐに分かることです。 物事を大局的に観察する能力がなく、目先のことだけにこだわり、攻撃的に打って出るようなパワフルさがないはずです。 会社の営業方針も旧態依然で、石橋を叩くだけで大きなプロジェクトを推し進める力がないのです。 これからは自分が主役であって、信頼できるのも自分だけだという自覚の元に、組織や会社に頼らないことです。 独立心を持つことが、あなたの尊厳を守ることであり、これからの時代を生き抜く上で欠かせないものです。 |
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