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あなたがしている仕事は、誰かが喜んでくれているのです。 今やっている仕事に、そして、あなたの人生にも「大義名分」を持って勇猛果敢に攻めていくべきなのです。 いい男は自分の仕事に大儀名文を持っています。 仕事に貴賎はなく、無駄な仕事もありませんが、ただ、注意すべきは、人間の本能である情欲を満たすことでお金を獲得するのは、仕事とはいえません。 世の中で、役に立っていない仕事は、果たして存在するのでしょうか。 仕事とは誰かが喜んでくれたり、ありがたいと思ってくれたりするから成り立つものなのです。 現在では、多種多様の仕事が氾濫していますが、かならず誰かの役には立っているのです。 うどんのスープを作る人だって、うどんを食べて「おいしい」と思う人がいるから、生きがいになっているのです。 それなのに、最近の新入社員は、仕事の意味すら分からず、ちょっとでも自分の意に染まぬ事があると、カッとして上司とケンカしては会社を辞めるとか、あるいは自分のイメージや理想に合わないと言っては、さっさと辞めてしまいます。 そしてサッサとフリーターの道を選んでいるようですが、要するに辛抱も出来ず我慢も出来ないだけの人間で、これといった取り柄もなく、最後は後悔の道しか残っていません。 昔は石の上にも三年は我慢せよと教えられてきたものです。 大体、会社に就職して、三日、三月、三年目あたりが一番仕事を辞めたくなる時期で、これを乗り越えたら定年まで何とか勤まるだろうと言われています。 苦労することや働くことの意味も分からず、人生の醍醐味などさらさら分かるはずもありません。 この熾烈なビジネス社会を必死になって生き抜くということは、決して生やさしいものでなく、辛抱できない人間にこの味わい深い人生など分かるはずもありません。 人生はよく航海にたとえ、人生航路といわれています。 会社勤務はもとより人間社会での日々の生活の中には、いろいろな苦労が待っており、それを一つ一つ解決しながら、先輩方は生き抜いてこられたのです。 それでも、会社を辞めなかったのは、苦労以上の魂の底から深い喜びが得られたからであります。 |
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