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男女の関係でつき合うようになった場合、損得を考えずに、どれだけ恋人のために動けるかということが大切で、そういう女性は大人のいい女として、いい男から尊敬されるし、心を許して何でも話すことができる人と思われるのです。 逆に、本人は意識していないかもしれませんが、行動の端に少しでも計算が見えてしまうと、それだけでがっかりしてしまいます。 どんなに魅力的な女性だったとしても、そこに正体を見てしまう気がするのです。 日常会話では、「あの時、あの人を信じたばっかりに損をした」などと、気にも留めず「損得勘定」の意味合いのことをしゃべっていないでしょうか。 「わたしは損得勘定では動きません」と言っている人も、自分が気づかないだけで、人の行動というのは頭のどこかで損得勘定を弾いているものです。 これは当たり前のことであって、何も恥じるべきことではありません。 すべてを計算した上で行動する女性は、女性として本来持っている素直さや優しさ、それに包容力さえも失われてしまい、顔からも輝きが消えています。そういう女性には、恋人からも「抜け目のない女性だなあ」と直感で見抜かれ、ここを許して話ができなくなってしまいます。 営業や商売は損得勘定ですべてが動いていますが、相手に損をさせて、自分が得することだけを考えて、お金を稼ぐようなことをしていると、いずれ営業でも商売でも行き詰まり、最期は倒産の憂き目に遭うのです。 この世の中は、相手に喜ばれるサービスをすれば、その対価としてお金が自然に入ってくるようになっており、「ウィン・ウィン」の関係でないと、長続きしないのです。 恋愛でもいっしょで、「この人とつき合ったほうが将来得かどうか」などと、意識すればするほど、その人の心の輝きは消えていきます。 損得を計算してしまうと、そこに残るのは、自分勝手な欲だけであり、そういう欲の強い女性には、「類は類を呼ぶ」という言葉があるように、あなたの体だけを目的にしたような動物的欲望の強い男しか寄ってこなくなるのです。 損得計算のない、言い換えれば打算のない関係は安定します。 なぜなら、相手を落ち着いて信頼することができ、一生のおつき合いができるからです。 そんな関係にある恋人同士の顔は、表情が豊かで輝いており、二人の周りには目に見えない幸福の鐘が鳴り響いているのです。 人間関係の勝利者になるのは、損得よりも誠心誠意で尽くしてあげれば、相手も心から喜んでくれるのです。 こんな関係になれる女性が、男性の心を掴むのです。 |
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